先月末から今月にかけて、近隣の市の連合音楽祭と地区の芸術祭を聴きに行き、生徒さん達の合唱伴奏の姿を見てきました。学校での挑戦は、レッスンとはまた違う成長が見える機会です。
今年は伴奏で参加した生徒さんがいつもよりも多く、みんなこの日のために一生懸命練習してきました。
合唱の伴奏は、ただ弾くだけではなく「歌をよく聴く」「バランスを考える」「テンポを合わせる」など、ソロとは違う力が必要になります。
レッスンでは、クラスの歌の様子を聞きながら「どうしたら歌が引き立つか」を一緒に考えてきました。本番では、どの生徒さんも合唱にしっかり寄り添った演奏ができていて、とても頼もしく感じました。
こうした経験は、音楽の上達だけでなく、
・相手の気持ちや様子を想像する力
・状況を判断して動く力
・コツコツ取り組む粘り強さ
といった、目には見えにくい“生きる力”を育ててくれます。
これが前回も話した「非認知能力」と呼ばれるものですが、子どもたちの未来を支える、大事な土台のような力です。
合唱に寄り添って弾くためにクラスの声を思い浮かべたり、歌を引き立てるために何度も工夫したり、本番の緊張の中で自分を整えたり…
こうした一つ一つが、生徒さんたちの確かな成長につながっていると感じました。
音楽はただ演奏が上手くなるだけでなく、子どもたちの心や人との関わり方まで豊かに育ててくれる力を持っている…そんなことを深く感じた音楽祭でした。